お墓参り代行・お墓掃除代行「まごころ」代表のつぶやき
2019年12月1日
令和元年12月
今年もあと1ヶ月で終わりますね。
今年は年号が「平成」から「令和」になり、意義深い年でした。
新しい年号になったのだから、このチャンスを生かそうと思い、富士山登頂に初挑戦してみました。
普段からウォーキングと軽いジョギングで、運動は続けていたのですが、結論から申し上げますと、「富士登山は簡単ではない!」ということです。
5合目の吉田口から登りましたが、途中、高山病になってしまい8合目辺りから頂上までの長いこと、長いこと、9合目から頂上が見えているのに、高山
病のせいもあり中々たどり着けず、本当に一歩一歩踏みしめて登って行きました。
頂上にたどり着いたときは、本当に嬉しかったです。
しかし、これで終わったやけではないのです。「下り」がまたまた思っていた以上に大変でした。
歩いても、歩いても、吉田口の5合目までの道のりは遠くて、長く続く砂利の道は本当に辛いものでした。バスの時間に間に合わせるため、休み時間も
あまり取れずにいたもので、 “足を何とか前に出しているだけ、”という状態でした。そんな中、高山病が低地になると少しずつ良くなってき
たのが幸いして、何とか最終バスに間に合うことができました。
この富士登山では色々考えさせられました。
準備はしっかりしていったつもりでしたが、思いがけず「高山病」になったことや、登りの困難は覚悟していても、「下山がこんなに困難」だというこ
とは、予想外でした。
そして究極は、「自分の足で一歩一歩進むしか、目的に到達できない!」ということを、思い知らされたことです。本当に誰も助けてはくれず、自分の
気力のみが頼りなのです。人生の歩みを凝縮して体験した気がします。
今思い出しても、辛かったけれど、行く事が出来て本当に良かったと思えます。困難の先には、達成感の喜びや、示唆に富んだ予想外の大切なことが隠
されている気がします。
富士登山未経験の方は、人生で1度は日本一の山に登られてみるのも良いかと思います。
但し簡単ではありません。肉体的にも精神的にもそれなりの準備はしていかれることをお勧めします。
合掌